売れない広告に足りないもの。

今日は良いものは持っているのになかなか伝わらずに、認知されない。
自社の商品サービスを伝えたい、刺さるPRしたいという方には重要です。

さて、人にものごとを伝えるとき
最も大切なのはなんでしょうか?

ずばりそれは、メッセージです。

つまり伝えたいことを一言で伝える言葉です。

事業コンセプトとか広告のキャッチコピーは言葉からできています。
その言葉を中心に、連想させるパッケージ、キャラクター、ホームページなど
メディアにデザインし、見込み客の興味を引いて行動を起こしてもらうための
一連のプロセスをマーケティングと言います。

ところが、そもそもその中心となる言葉が曖昧だと、
どんな手段(メディア)も効果がないんです。

もしあなたの伝えたいことを一言で言い表せないとしたら、
それこそが効果のない原因なのです。


有名なコピーライターの梅田悟司氏は
著書「言葉にできるは武器になる」の中で、
近年、うまく伝える方法論、やり方ばかりが注目されていて
肝心なことが見過ごされていると指摘されていますが、
全くそのとおりです。

つまりあなたが何を本気で伝えたいか?
自分の経験を通して得た”意見”がなければ、
やり方が上達しても人にものは伝わらないのです。

意見があれば情熱が言葉となって伝わります。
その人が話している言葉の深みが、
その人の魅力や信用に直結するのです。

今の広告に足りないのはこの、

伝えたい人から湧き出る情熱や意見なのです。

この話はマーケティングに限らず、
現代のあらゆる社会問題の原因になっているように思います。

つまり、世の中のあらゆるところで、手段が目的化しているのです。
手段を持っているけど、目的がない。

例えば、

  • お金はあるけど、どこか幸せになれない。
  • 資格はたくさん持っているけど、ほとんど役に立てていない。
  • 仕事はあるけど、どうもやりがいを感じない。
  • 結婚はしたいけど、どんな相手が良いのかわからない。

あげればきりがありませんが、
この「手段を持っているけど、目的が持てない」という状態の原因は、

自分の意見がなく、そこに必要なもの、自分の幸せや理想が
ぼんやりしていることなのです。

それではその意見を持って、明確な理想を持ちたい。
そのためにどうしたらいいのでしょうか?

僕は3つあると思います。

1つは、「言葉にできるは武器になる」にあるとおり、
自分の内なる言葉をもれなく深く広く展開し、整理しておくこと。

2つ目に、一見なんら関係のない分野から、
普遍の原理原則を見つけ出し、照らし合わせていくこと。

3つ目に、自分に本当に必要なものを選び、それ以外のことを
捨てること。

言い換えれば、1.自分を分析し、2.教養を身につけ、3.決断する。

このようにして、人生をかけて伝えたい情熱のこもった意見を
長い時間をかけて作り出し、それを言葉に転換すること。

この考えるという作業を怠ったまま、
新しい次々に現れるやり方にとびついていては、
いつまでたってもものは伝わらないのです。

すぐに効果のあるものは、すぐに効果のなくなるもの。

取り急ぎの作業をやめて、時間をかけて、
あなたが本当に伝えたいことを整理してはいかがでしょうか。

写真拝借:Francisco Diez

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

山奥に移住したITマーケティングコンサルタント。コールセンター、宝石商、旅館などあらゆる業界に従事した経験から、IT×マーケティング×神道を基本に、個人・企業の事業を遠隔支援。「我がまま人生実現をサポートし、日本を明るくする」を使命に情報発信中。